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日本は見習うべき!韓国の音楽業界が活気づく理由

      2015/12/26

国策というだけあって韓国の音楽業界が賑わっているのはご存知だろう。もちろん音楽番組も多数存在し、かつて賑わっていた日本の音楽シーンを彷彿とさせる。

その番組の中でも2005年から地上波(MBC文化放送)で放送されている「ショー!K-POPの中心(Music core)」はテレビで放送したものを即座にYoutubeに投稿するという試みをしている。もちろん公式によるものだ(音楽番組以外にもバラエティなども投稿されている)。

MBC K-POP – Youtube公式チャンネル

以下の動画は公式チャンネルに投稿されたうちの一つでAOAのShort Hairという楽曲(アイドルとしてのレベルだけじゃなく楽曲のクオリティも高くオススメのグループ)。

その一方で日本の音楽番組の放送内容がYoutubeに投稿されることはまず無いと言ってよいだろう。あったとしても有料配信が基本だ。

こういった日本の閉鎖的な仕組みが音楽業界を駄目にしてしまっている。日本の音楽市場は僅か10年で50%も減少したとも言われていて壊滅的だ。これは日本がYoutubeやダウンロード配信といった現在主流のマーケティング手法に取り組むのがあまりにも遅すぎたことが原因だろう。

韓国のように無料でyoutubeに流せば以下のようなメリットが得られる。

  • 視聴することへのハードル(料金、見る時間帯)が低くなり多くの人に周知される
  • youtubeに配信すれば広告収入が得られる
  • 興味を持った人が楽曲やライブチケットを購入し利益になる

とにかく重要なのは「多くの人に音楽を聴いてもらうこと」だ。無料で不特定多数の人が見られる状態にしておけば、最初のうちは利益にならなくても次第にファンが増えていき、広告収入、楽曲・ライブチケット・グッズ収入のに結びつくのである。

成功例を挙げるとYoutube世界1位の再生数を誇るPSYの「江南スタイル」が有名だろう。一般的には楽曲を不正に利用されれば訴訟沙汰になるが「江南スタイル」は著作権を放棄(厳密には違うかもしれないが)している。つまり権利よりも拡散されることを重視したのだ。その結果「江南スタイル」は歴代最高再生回数を記録し、iTunesストアでも比較的長い間各国で1位を独占した。

また、他のK-POPグループも積極的に動画を拡散していて数千万再生の動画は当たり前のように存在する。その一方でK-POPはYoutubeでの再生数の割には楽曲が売れていないと言われているが、それをライブによる収入で補っている。視聴者数が多ければコアなファンも一定数生み出されるので楽曲の売上が伸びなくても一人当たりの単価が増えビジネスが成り立つ。

Youtubeに動画を投稿する事は「無料で出来る宣伝」なのである。一般的に宣伝とは膨大な費用を投資して行うものであり失敗すれば大損するリスクがあるわけだ。しかし、Youtubeに投稿することにはそういった金銭的なリスクは一切ない。しかもYoutubeは世界中で利用されているメディアであり桁違いの集客が期待できる。

以前は日本でも音楽番組が盛んだったので番組を通じて曲を周知させファンを獲得することが可能だったが、今では音楽番組そのものがほとんど無い状態だ。だからなおの事日本の音楽業界が生き残るためにYoutubeを活用しなければならない。

色々な利権があって出来ないのだろうけど、そういった体質を改善しない限り日本の音楽業界は今後も衰退していく一方だろう。ただ、ニコニコ動画の登場により無料での配信に抵抗が無いアマチュアのアーティスト達が大きく勢力を伸ばしたのは興味深いところだ。

Youtubeをで利益をあげようと考えている方にオススメの書籍

最後に、「Youtubeを活用して収入を得たい」という方は「海外ユーチューバーのYouTube集客術」という書籍がオススメだ。日本ではまだYoutubeで生計を立てるユーチューバーは浸透していないが本場アメリカでは定着してきている。そんな本場での成功者が書いた本書には「動画の撮影のテクニック」、「アップロードの仕方」といった初心者向けな内容から、「集客テクニック」、「マネタイズ(収益化)の方法」まで幅広く書かれているので、この1冊があれば全くの初心者がある程度の利益をあげるまでに成長することが可能だ。

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