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日本の音楽業界が成長するどころか衰退の一途をたどる決定的な理由

      2015/12/26

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日本の音楽業界が成長しない(というよりは衰退している)決定的な理由、それはオーディション番組が少ないからである。正確に言うと大々的にオーディションができない。これは深刻な問題である。

日本の音楽業界を牛耳るジャニーズ・AKBが成長の足かせになる現実

現在の音楽業界はそのほとんどがジャニーズとAKBグループが占めている。
それ以外のプロダクションがオーディションを大々的にやれば圧力がかかり番組も早々終わることだろう。そのためか日本ではオーディション番組をやるとしても深夜ひっそりとやるくらいだ。

では両プロダクションがオーディション番組を主催した場合はどうだろう?
番組自体は継続するが、音楽的スキルのある人材は集まらないだろう。集まったとしても振り落とされると思う。

何故なら、両プロダクションの主力アーティストはお世辞にもプロのミュージシャンには到底及ばない。そんな状況で実力派を採用したら色々と都合が悪いわけだ。実力派が注目されるようになれば音楽的スキルに乏しいジャニーズやAKBグループは衰退していくだろう。それはプロダクションにとって大きな痛手だ。いくら新人実力派アーティストで儲けを出しても、現行アイドルグループを失うことによる損失のほうが大きいのは明白だ。ジャニーズにはキャリアが長いグループも多いので面子の問題もある。

90年代後半は小室哲哉つんくプロデュースのアイドルが人気だったので「今も昔も変わらないのでは?」と思う人も多いだろうが、それは間違いである。小室哲哉やつんくはプロデューサーでありながら現役の当時ミュージシャンとして現役だった。だから音楽に対するポリシーちゃんと存在する。同じアイドルブームでも今と昔では全く異なる

一方韓国ではオーディションが盛んであり新しい音楽も流通しやすい環境

一方、お隣韓国ではオーディション番組が盛んである。
これらの番組はJYPやYGといった実力重視のプロダクションを中心に行われている。最近ではイ・ハイ楽童ミュージシャンが発掘された。

実力や音楽性に特徴がなければ真っ先に振り落とされるだろう。そして実力派だったり個性がある人材が残る。そして大手が主催するオーディションなので、いい感じに宣伝をしてくれるので売れるということになる。

ジャニーズやAKBに独占された日本の音楽チャート

日本にも様々な音楽があり、実力派と呼ばれる人も大勢いる。しかし、音楽チャートの上位はジャニーズやAKBで独占されるためそういった人が脚光を浴びる可能性は低い。オリコン年間チャートを見れば異常な光景が分かると思う。

韓国でもその時々で流行の音楽こそあるものの、特定の音楽だけがチャート上位を占めるということはまずない。バランスよく色んな音楽が存在するからチャートを見てるだけでも音楽の視野が広がる。社会人になれば音楽マニアでも無い限りお気に入りの音楽を探す時間はなかなか取れないのでバランスの良いチャートはありがたい。色々な音楽が目に付きやすいということはアーティストの刺激になるので音楽業界の活性化には欠かせないのだ。

日本の音楽業界を成長させるには音楽業界を牛耳るジャニーズやAKBが実力重視に路線変更するか、ニコニコ動画などでユーザーが自発的に新しい流行を作るしかないだろう。

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