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チャート世界6カ国で1位!楽童ミュージシャン(AKMU)の透明感溢れる歌声がヤバイ!

      2015/12/26

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この写真を見て「ちょっと冴えない系の男女」と思ったヤツ、もしくは「柳原可奈子をちょっと細くしたのと、COWCOWの伊勢丹の袋」と思ったヤツ、ちょっと体育館裏に来い!

一見するとちょっと冴えない人達ですが、彼ら「楽童ミュージシャン(AKMU:akdong Musician)」は韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールの6カ国でiTunesストアチャート1位を獲得した注目のデュオです。彼らの曲を聴いたらそのギャップに良い意味で裏切られること間違いなし!!!とにかくまずは以下のミュージックビデオを見てください。

いかがでしたでしょうか。リラクゼーション効果でおそらく寿命が10年は延びたのではないでしょうか?マイナスイオンが溢れる清涼感のある歌声ですよね。聴いててニヤニヤしちゃう幸せソングです。

彼らはモンゴル育ちの韓国人デュオ「楽童ミュージシャン(AKMU:akdong Musician)」。実の兄弟です。メンバーの情報は下記の通り。

  • 兄:イ・チャンヒョク(生年月日:1996年9月12日、プロデューサー、ギター、ボーカル)
  • 妹:イ・スヒョン(生年月日:1999年5月4日、ボーカル)

高校3年の兄と、中学3年の妹とかなり若いんですよね。驚きなのがこの年齢で既に声が完成されているということ、特に妹スヒョンの歌声は類を見ない透明感で何の抵抗も無く吸い込まれていく感じですね。

ちなみに「akdong Musician」という英語のスペルから悪童ミュージシャンと間違われることが多いんですが(紹介記事やCD販売サイトでも結構間違っています)、これは韓国語は濁音を区別しない(例えばカとガの発音が一緒になる)ことが原因です。おそらく。

オーディション番組で一躍スターに、BIGBANGや2NE1が所属するYGへ

デビューのキッカケは2013年放送のオーディション番組「サバイバルオーディションK-POPスター・シーズン2」。同番組でBIGBANGや2NE1が所属するYGエンターテインメントの社長に目をつけられYGに所属することになります。

ちょっと面白いのが兄イ・チャンヒョクが契約の条件として「整形を強制しないこと」と言っていること、そしてYG社長は「整形禁止令」を出すくらいの整形嫌いで有名で快諾したこと。韓国ぽくって面白いやり取りですよね。

YGに所属してからファーストアルバムを出すまでの1年間は色んなアーティストの曲をカバーしたりCMソングを歌ったりと精力的に活動し知名度を広げていくわけですが、その際作った韓国式カキ氷店のCMソングがまた楽しい出来なんですよね。ちなみにこの時点では高校2年と中学2年の若さ!

若いだけあって被り物も似合うし、この爽やかさは他のアーティストでは表現できないでしょうね。CM用の歌であるのにもかかわらずリピートしたくなる心地よさです。

清涼感溢れるハーモニーが心地よい AKMU 200% MVをざっくり解説

さて、話を戻して最初に紹介した200%のMVの解説をしましょう。

MVはスヒョンが恋をするところからはじまり、接近を試みて徐々に親密になっていきます。二人の仲が良い感じになったところで実はそれはスヒョンの妄想であったことが判明、恋の相手には彼女がいたということが分かります。つまりスヒョンは痛い子(ストーカー)だったということです。メイキングでは「ストーカーの素質があるのではないか?」と監督に突っ込まれるくらいのハマリ役だったそうです。ちなみに兄チャンヒョクはドラマ部分には出演せず。お笑い向きと見抜かれたのでしょう(笑)

さすが現役中学三年と高校三年ということで青春の甘酸っぱい感じが等身大で丁寧に描かれていて、この世代、この二人だからこそここまでの世界観が構築出来たのだと思います。この曲を聴いていると初恋した時代に戻りたくなりますね(笑)

ちなみに、ロケーションは日本の沖縄です。結構K-POPのMVの撮影って沖縄でやること多いんですよね。それにしてもスヒョンちゃんは愛嬌があって可愛いですよね。まさに理想の妹的存在だと思います。

逆転勝利!?200%の続編Give Love MVを解説!

Give Loveも爽やかな曲ですが、「200%」よりはゆったりのどかな感じですね。でも語数は多いのでゆったりだけどリズムがあって楽しい感じです。この曲もファーストアルバムのタイトル曲ですがこの曲はファンと投票によって選ばれました。MVの中ではLINEのキャラクターが登場していますがコラボ企画でしょうか?むしろLINEの公式テーマソングしてほしいくらいです(笑)

ストーリーは200%で恋に破れたスヒョンが恋敵と友達になって何とか彼に近づこうと頑張ります。ストーカーが略奪愛に目覚めたのか積極的です(笑)そんなこんなで終盤には衝撃の事実が!なんと恋敵と恋の相手は兄弟でした!二人の恋の行方はどうなったか分かりませんが、彼に彼女がいなかっただけで大勝利という内容です。

メイキングではウエディングドレスを着るスヒョンが照れ隠しをする姿が「現役中学生なんだな」とほっこりしました(笑)

ちなみにこのMVでは兄のチャンヒョクもドラマパートに待望の出演を果たしています。ラストに妹の恋敵がフリーだと知って今度は兄チャンヒョクがストーカーをするという美味しいところを演じています(笑)「この兄あってのこの妹か!」という感じですw

爽やかなだけでない!氷たち(MELTED)では悲しみに溢れたダークな表現も!

「200%」、「GIVE LOVE」では爽やかで透き通った歌声を披露した楽童ミュージシャンですが、彼らが自ら推薦する曲があります。それがこの「氷たち(MELTED)」です。

氷たちは先ほどまでとは打って変わってダークな世界観が広がります。感傷的な歌声が心に染みます。グサグサ刺さります。

ちなみに「氷たち」というタイトルどおり歌詞も「どうして氷は冷たいんだろう」というようなちょっと難解な歌詞なんですが、実はこれは「大人」を「氷」に例えているんですよね。大人を「オルン」、氷を「オルム」というようにとても近い発音なのでそういう理由もあるようです。

MVでは、歌詞のとおり「大人たちに冷たくあしらわれる少年」を描いています。MV終盤では大人だけではなく犬にまで威嚇され絶望し発狂する少年。そんな騒ぎに気付いた大人が「バールのようなもの」を手にして様子を伺いに来ます。その大人は少年の心情を察し警戒を解きます。少年は食事をご馳走になりホッコリ。FIN。

どんな国にも「良い人もいれば、悪い人もいる」そんなメッセージがこめられているMVだと思いました。「韓国(日本)は敵だ」と思っている嫌韓の日本人、反日の韓国人にこのメッセージが届いてもらいたいものです。

なおファーストアルバム「Play」はなんと兄チャンヒョクが全て作曲しています。デビューアルバムでこのクオリティ、この先どう進化するか楽しみで仕方がありません!

画像:©YG Entertainment

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